閉店間際、
ひとりの外国人の男の子がやってきました。
聞いたらウクライナの大学生、と言う。
キーホルダーやボールペンをウッテイマス
、と言われて
安いストラップを一つ買いました。
子供の頃、
忙しい師走の夜に
突然家の裏口に訪れた若い子がいて、
門前払いしずに母が迎え入れて
話を聞いていた時のことを
思い出しました。
なんでそんなことしたの?
、と聞いた私に
母の答えは
「あんたたちと同い年くらいだったからだよ」。
この歳になって
母のした事の気持ちが理解出来ました。