自分の宝石を娘に

離れて暮らす一人娘に
お守りとして

宝石を渡したいと思っていた
おかあさん。

新しい宝石を買うために
来店されたけど、

「ご自分の宝石を渡した方が
お守りになるのでは?!」

、と
アドバイスをしました。

後日
持ち込んだ宝石。

バブルの頃のデザインの
大きなアクセサリーが多かったけれど、

デザインは
とてもきれい。

クリーニングをしたら
ピカピカになりました。

昭和の可愛らしいリングは、
世代が巡りめぐって

今、流行りの雰囲気にも
見えます。

リモデルとして
改作することにしたのは、

真珠が使ってあった
アクセサリーのイヤリング。

これは、金具を外して、
新しいピアス軸を立てることにしました。

シンプルで清楚な雰囲気の
ピアスになりそう。

もうひとつのピンククォーツも
お母さんのお気に入りの石だそうで、

それも
ピアスにします。

本物の金で出来た
ネックレスも、

トップの真珠粒が
外れてしまっていたので、
お直しをすることに。

特別な加工ではありません。
(見積もり・千円✨)

おみやげ風の
ペンダントもありましたが、

真珠は
本物だったので、

周りに取り巻いていた
余分なデザインを切り離すことにして

シンプルに使える
真珠ペンダントに改作です。
(見積もり・千円✨)

私も、

譲ってもらった物は
あの時に着けていたなぁと

昔を
ふっと思い出す時に

今の現実を
ちょっと離れる瞬間があります。

その瞬間がなんとなく
お守りタイムで

力をもらっている時なのかもと
思ったりします。

この、遠くに離れて暮らす
一人娘さんも

おかあさんの力を、宝石を通じて
もらえたらいいなと思います。