翠光入玉簾

「翠光入玉簾」と
日本丸の舟板で書いたという

伊藤博文公の文字を
拝見出来ました。

すいこうにゅうぎょくれん
、と読むのだそうです。

朝陽の光を浴びた時の
つい今朝の気持ちが
よみがえりました。

御料理に出てきた器。
日本堂で宝石を入れていた器。

同じものだったので
驚き、女将に言うと

「同じものをお持ちなら
この器の価値もお分かりでしょう。」
と言われました。

【結び切り】は
結婚お祝い膳の器です。

玄関先のおたふくが生きて
話をしてくれたら

どんなすべてを
教えてくれるのだろう

そんなこと思ったり、

その時々の歴史と
自分たちが刻んだ今日が

ここでつながる不思議を
感じたり。

今日は令和天皇陛下の誕生日。
それもよい思い出です。

ゆっくりと自分たちのことに
向き合えた今日の一日は

特別な一日でした。
とても佳い時でした。

出迎えて下さったお心づかいが
とても嬉しかったです。

一人一人の人生が
豊かで有ってほしいと願い、

幸せな時間を通して
同じように自分のことも大切にして

みんなと豊かに過ごしていきたいと
正直に思いました。

よかったね。おめでとう。