古い古い
お茶道具の水差し。
薪で焚いたゴウゴウとした窯の火で
この焼き模様が出来たんだ・・・
昔の人が寝ずに窯の前で火の番をして
夜を明かしたんだ・・・
そんな事まで
想像をしてしまったのでした。
これも古い骨董。
ひし形の蓋が きっちりと合って
焼きの収縮なんかは
とても難しかっただろうなぁ、と。
そんな事を思いながら
手にしたら
やっぱり「出逢いだ・・」と。
手に入れておかないと
後悔する・・・。
そんな風に思って
買ってしまいました。
菓子器。
この釉薬の垂れ具合、溜まり具合。
そして貫入。
白い普通のお饅頭も
静かに美味しそうに食べたくなる
雰囲気を醸し出しそう。
この三つの器と出会って
お茶のお道具をそろえていくのを
これからの自分の
楽しみにしようと思えました。
先生方のところで
季節に合った器で、ただ
お茶を頂く。
学生の頃の先生。
そして今の先生。
どちらの先生のお道具も
手に取りながら
気持ちいいな～と思います。
自分の為にって贅沢だけれど
未来の自分に使ってもらえると思えば
夢を買ったみたいで嬉しい🌸
日本堂のお隣。
【さかえ書房さん】は
昔からの陶器屋さん。
たくさんの
新しい陶器の中に
昔の作家さんの器や骨董品が
少しだけ並んでいます。
本当の【蔵出し】です。
時々の宝探し。
今回も素敵な出逢いでした。
日本堂ホームページ