お仏壇の奥の奥にあったのは
おばあちゃんの古い古い数珠。
今まで開けたことがない引き出しを
思いきって開けて
〈見つけてしまった〉その数珠。
「そのままにしておいたら
いかん気がする。」
放っておいてスッキリしないなら
キレイにしておこう
そう相談がまとまって
お念珠の工房に修理に出しました。
大正か明治か
はたしてその前か。
一粒ずつ手で丸めた形の
赤い珠。
赤い、その色から
子どもの数珠かと
最初は思ったけれど、
眺めれば眺めるほど
顔料や粘土？を使って
丸めたり焼いたり
その時代の材料で
一生懸命に作ったものなんだよな～と
思えてきました。
珠を足したり房を替えたり、
今の作法に乗っ取ってお直しをしたら
愛らしい感じになって
出来上がってきました❤️
喜ぶだろうなぁと早速
写真を添えて連絡をしました。
「ほんとだ、かわいいね。ありがとう。
なんかキレイになってホッとした😊」
よかったね～。
また、会う時に
もっていくね。
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