「ホームカミングデーに会いましょう。」
そうお約束をしていた方がありました。
連絡絶ちをする。
一年後に会いましょう。
そういって
留学に出掛けた息子。
受け入れ先の
ボランティアの方が
見つからず
ずいぶんと遅れて
出掛けて行った時には
「本当に行けてよかった」と
安堵したまま淡々と
一ヶ月間が過ぎていました。
「ホームカミングデーに会いましょう。」
今日はその日。
母校でたくさんのお仲間と
会える日でした。
そして
お世話になった母校の大先輩、
まさに息子がお世話になった
国際交流財団の議長さんと
約束をしていた日でした。
自分は息子が
無事に行けた喜びを
報告できるんだ、と
楽しみにしていたけれど
議長さんは
決まらず長引いた事を
とても苦にされていて
何度も謝られたのでした。
そして
自分が知らなかった
息子の話をたくさん
してくださいました。
会食の時間を削って
話をしてしまって
仲間の席に戻った時に
初めて
寂しさが止まらなくなりました。
送り出してから今まで
淡々とした気持ちで来ていたのに、
何故こんなところで・・・
あー、
ここは学校。
昔からここでは
気を張らずにいて
いい場所。
脳ミソが覚えていない
そんなことを心が覚えていて
それで
滅多に泣く事がないのに
我慢出来ずに
涙が出てしまったのかな。
同じ委員仲間のお嬢さんが
リターニーとして
息子と関わっていたことも
その時に偶然分かりました。
そして、
そのリターニーのお嬢さんと
日本堂でアルバイトを頑張っている
お嬢さんと
春から二人が
同じ企業に勤めることが
分かりました。
とても不思議な気持ちに
なります。
人との繋がりの不思議さを
こんなにもたくさん感じるのは
この歳になったから、
なのでしょうか🌸
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