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海を越えたファミリー

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マレイシアから瀬戸まで
ウォンちゃんファミリーが
はるばる
亡き父に手を合わせに
来てくれました。
結婚前に
父の傍らにいて仕事をしていた
自分に代わりずっと一緒に、
50歳を越えた今でも
ずっと変わらずそこにいてくれて
血の繋がりこそなくても
国籍が違っていても
ファミリーに近い感覚です。
父が亡くなって静かに泣きあった時も
空にいるんじゃなくてインサイドだから、と
言ってくれて
どんなに心が取り戻せたか・・・。
5月に逝ってしまった父に
お仏壇の前には
ウォンちゃんの娘さんたちが
私たち家族を思って作ってくれた
鯉のぼりが
ずっと置いてあります。

父の作った土で出来た人形。
その【白】という色の難しさの話で
みんなで
盛り上がりました。

長い休暇を取って
神戸、大阪、京都、
そして名古屋から瀬戸、
そして雪の壁を見に舘山へ。
シンガポールの妹さん家族も加わって
今回は総勢8人の大ツアーだそう。

みんなでご飯を食べて
絵を描いて遊んだりして
子供たちには楽しい時間だったから
別れ際には
離れたくないよ〜と言ってくれて。

夜遅くまで一緒にいて、別れ際
「シゴト、シンパイナイ。ダイジョウブヨ。」
里のことがいつまでも気になっている事を見透かして
彼女が言ってくれました。
Take  care 
と何度も言って涙を浮かべるものだから
大丈夫大丈夫と言うのが精一杯。
飛行機に乗っていつでも来て、と言われて
気持ちだけは
もう
あちらに飛んで行っていました。
あの頃も今も同じスピードで
仕事をしていて、
一生懸命にやっていれば
【土の仕事】でも【宝石の仕事】でも
お互いの気持ちが〈そのまま〉
分かりあえるのを感じました。
豊かな時間でした。

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