日本堂創業者のヒロイチお祖父さん。
嫁いでから、何かとよく喋りかけてくれて
話し相手になってくれました。
『家庭画報』の向田邦子さんを見て
「そういえば・・・」という話を思い出しました。
お祖父さんの話では、
向田邦子さんに手紙を書いたことがある、と。
向田さんが
「瀬戸物のことでわからないことがある」と言ったことをどこかで聞いて
その答えを教える手紙を書いた、とか言っていたような。
そして、いつだったっけ。
お祖父さんが亡くなって数年経ったある時、
「図書館で向田邦子さんのエッセイを読んでいたら
日本堂さんのことが書いてあって、それが伝えたくて来た」
わざわざ それだけ言って去っていった女性が
確かにおみえになった・・・。
自分、
その時はお店で無駄話が出来なくて
そうなんですね、と言って終わってしまった話・・・。
秋のディスプレーを黙々と飾りながら
図書館に久しぶりに行きたいなと思いました。
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