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メガネのお教室

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こうちゃんは3歳。やんちゃざかり。
初めてメガネを掛けることになりました

視力検査も嫌がって大変だったそう

お母さんは初めてのメガネに
やわらかい子供用メガネを所望しました

当たってケガをしないように
当たってお友だちをケガさせないように

メガネをしたくない こうちゃんは
言うことを聞きません

「これをあげるからメガネを掛けて」
そんな小手先の大人の戦術にも乗りません

大事に抱えてきた白熊のぬいぐるみがありました

白熊にはどれが似合うかなぁ〜  と
次々メガネを掛けていきました

すると モジモジしていたこうちゃんが
メガネを手に取り始め、 ひょいと掛けました

すかさず ダメ出し。

「違う違う、まっすぐにかけないと熊は
まっすぐに見えないよ」

「違う違う、熊の目に合わせないと
メガネの意味が無いよ」

「違う違う、ちゃんと熊の耳の上にツルを乗せないと
落っこちちゃうよ」

「レンズを下向きに置いちゃダメ、キズがつくよ」
「レンズをベタベタ触っちゃダメ、汚れるよ」


悔しいのか  こうちゃんは熊相手に
必死にメガネを掛ける様になりました

熊相手にやるだけやって一段落。
「こうちゃん、自分の顔に掛けれる?」

「うん」  とすんなり メガネを掛けました

夜には
スティッチがメガネを掛けるから
それまでは ずっと
こうちゃんがメガネを掛けておいてね

「うん」

初めてのメガネを不安がっていたお母さん。
もう少し早く こうちゃんの目の悪さに気がついていれば と自分を責めていたお母さん。

こうちゃんが喜んでメガネをしていること、
メガネ顔を 素直に可愛いと思えたことで

少しだけ前向きにとらえられる様になったみたい。

メガネのお教室

こうちゃんを招いての 次回開催が 楽しみになってきました❤