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自由になる

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シャッターが閉まるまで
近くに住む友人が
来てくれていました

同じような境遇に嫁ぎ
同じ頃に子育てをして
いろんな話が出来ます

今まで
自分を後回しにしてきたけど
今回、
初めて自分のために
大きなお買い物をしたんだと

いろんな意味の
ご褒美で買った真珠を
目を細めて眺めていました

親元で育った時間よりも、
離れて
家庭を作ってきた時間の方が
長くなって。

親の姿を見て何となく
あと
自分がこうしていられる時間も
わかってきた年齢になって。

それで
もう少し
自分を自由にしようと思った
んだって。

分かる気がします。

一つずつ
歳をとっていくけれど

自分も彼女と同じように

少しずつ
そうやって
自由になっていこうと
思った日でした