今日は12月24日。
暖かなクリスマス・イブです。
以前は幼稚園に勤めていました。
そこでは毎朝の礼拝から
一日が始まっていました。
クリスマスは大事な日でした。
玄関の垣根のふさふさの木の枝を切って作った
何も飾らない緑のリースを飾り、
背の高さよりも大きい
アドベントカレンダーを作って毎朝、
窓を一つずつ開けて指折り
クリスマスの日を待ちました。
自由保育でいつも私服が
泥や絵の具や水や炭?で真っ黒の子どもたち。
そんな子たちがクリスマスになると
ドレスコードがある訳ではないのに、
男の子はネクタイを締め
女の子は可愛い髪形に
キレイなドレス姿でやってきて
「クリスマス、おめでとうございます」
、と嬉しそうにあいさつしてくれます。
みんなが
クリスマスを待ち望んで、
ようやく迎える嬉しいお祝いの日でした。
お商売屋に縁あって来たとき、
【クリスマス=プレゼント】
そう考えないといけないことに
かなりの違和感がありました。
サンタのトップウインドーはイヤで、
星や
博士の捧げ物の
モチーフを入れたりすることで、
ささやかに自分の気持ちを
表現していました。
今年、
クリスマスのプレゼントを買いにみえる
お客様と接するうちに、
宝石を【売る】感覚ではなくて
宝石で【幸せになる】お手伝いをしている
、みたいな感覚を知りました。
この歳になって
外から見た
暖かい部屋の中に
憧れるようにもなりました。
賑やかに楽しんでいる部屋ではなくて、
ポカポカとストーブがあるような
雰囲気の部屋に。
入って幸せを感じたい。
外から見て
お店がそんな雰囲気であるように
努めたいと
思うようになりました。
みんなが
御心のままに
良いクリスマスをお過ごし下さいね。