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宝石を買うという事

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プラチナの喜平ネックレスに
結婚指輪を通して使っていた男性。
引き輪が壊れてしまって
交換にやってきました。
すぐその場で出来る修理だったので
待っていただき、直ったネックレス。
「せっかくだから
クリーニングをしましょうか?」と
尋ねると嬉しそうにお願いします、と
言われました。
太くて個性的な指輪。
しげしげと見て
もしかして以前に うちにあった
ブランドかな?、と思っていたら
「ここで頂いた指輪です」とのこと。
話を聞くと
リウマチで指の関節が腫れてしまって
抜けなくなった指輪。
【切りたくなくて】
指がほっそりする〈冬の季節〉を待って
抜いたのだとか。
「でも、こうしてネックレスに通して使うので、
擦れて
裏の刻印が薄くなってきてしまって・・」
話を聞いていて
とっても大事にしているのが
伺えました。
今では〈一つのブランド〉になってしまったその指輪。
「その昔、妻が自分の持っている
ダイヤモンドを入れてほしいと言った時に
願いを聞き入れてくれた」、と
話をしてくれました。
(ブランドになってしまった
今では考えられないことです。)

それを良い思い出として
何年も何十年も経ってからでも
忘れずにいてもらえるのは
宝石を買うという事が
忘れられない人生の🌸大切な🌸
思い出作りになっている、ということなんですね。
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