小雨の降る中、同級生の実家へ
お線香をあげに行きました。
日も浅いお母さんの御不幸は
まだ気持ちも追いつかない、
そんな時だったけれど
揃った同級生たちも
それぞれに親を亡くしているので
ただ話を聞いて、ただ話をして
お茶を飲んで、ケーキを食べて
思い出話をしているうちに
あっという間に
夕方になってしまいました。
彼女は結婚して瀬戸を離れて
25年。
おじさんが、私たちの
思い出話をして下さるほど
娘の頃にはよく
お宅に お邪魔していたから、
25年以上も昔なのに
おしゃべりしていると
同じ場所のその時に戻って
スッと
今の世界に来てしまった錯覚が
おきる位の感じです。
不思議だったのは、居た応接間が
もうひとりの同級生の
壊してしまった実家の応接間に
似ていると感じたこと。
「似てたよね?」、
彼女も
「うん、そう思う。」と言いました。
いろんな事が
気持ちをタイムスリップさせます。
小さな頃から一緒にいて
細く長く繋がる 幼馴染みたち。
色々なことが起きて
大人のお付き合いが加わってきても
色々で大人になってしまっていても
変わらない距離でいられるのを
感じました。
日本堂インスタグラム